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やきそばと言えば、学校給食でも人気bPのメニューでした。
その学校給食の焼きそばを再現されて商品化している島金商店。
地元河北地区の小麦、魚界系のダシで甘い味が絶品。
2010年3月11日、石巻茶色いやきそばアカデミー事務局の有限会社島金商店を取材させて頂きました。

もう広く知られてきた「石巻茶色いやきそばアカデミー」。その中心となって忙しい毎日を送っておられる、石巻茶色いやきそばアカデミー事務局長でもある島英人専務にお話を伺ってきました。

有限会社島金商店は、先々代の島三郎さんが石巻の千石町で昭和25年に創業業を開始したといいます。
(最初はうどんからスタートした・・・とお爺さんから聞いた記憶があると、島専務はいっておられました)

昭和37年に石巻中央に製麺工場を新設移転し、さらに昭和55年に現在の地、門脇字三股に工場を新設移転しております。ご存知の通り、うどん、焼きそば、生そば、生中華麺を製造販売されています。

そして、石巻の人にもっと茶色いやきそばを知ってもらって、石巻を元気にしたい・・というミッションでスタートした、「石巻茶色いやきそばアカデミー」の事務局として地域活性化に尽力されております。

では、島金商店の工場&石巻茶色いやきそばアカデミーの活動を覗いてみましょう!
石巻茶色いやきそばアカデミー事務局の島金商店。 さすが老舗です。表彰状もズラリと並んでいます。
2008年6月にスタートした、「石巻茶色いやきそばアカデミー」が完全にスタートする前に、実は、プレジデント社のdancyu(全国版媒体、2007年10月号)の取材を受けたそうです。その時、「石巻茶色いやきそばアカデミー」を発足する・・というお話をしたら、「関係するお店を取材させてくれ!」ということで、東松島市の三浦屋さんと、女川町のすずきそばやさんが取材されたようです。完成品の焼きそばがメインとなって、肝心な島金さんの紹介がすごく小さいのです。これに関しては、島英人専務も苦笑されていました。
こちらで小麦粉から製麺に加工されます。 これが製麺された状態。(石巻やきそばが、まだ白い状態)
白い石巻やきそばが、ここで15分〜20分蒸されます。蒸すことで、茶色いやきそばに変身します。 蒸して茶色くなった麺を、打ち水をして、さらにもう1回、5〜10分蒸します。要は二度蒸しされます。
二度蒸しされた麺をさらに冷やします。 この湯気が「蒸しの強力さ」をアピールしています。
完成した石巻やきそばが袋詰めされます。一つ一つ検査をして品質管理を行っています。 さらに商品(種類別に包装されます。もちろん出来立てをパック詰め!
出荷される各種商品。店頭で御馴染みの商品です。 お馴染みの車で、石巻圏約100箇所に出荷されます。
第二回 焼きそば調理コンテスト取材レポート!
2010年3月14日 我が家の焼きそば自慢が終結して腕を競いました!
会場遊学館〜こもれびの降る丘
↓遊学館といえば、パイプオルガンですね〜。この日も弾いている方がおり、とても癒されました。
↓各参加者は仲間・家族と力を合わせて一生懸命、作品を作っておりました。時間との戦いです!
以下がエントリー1〜8の各作品です。どれも力作でおいしそうです。ネーミングも凝っていますね。
↓@生姜と油揚げが意外に合っていました。 ↓Aお好み焼き風です。子供が好きそうです。
↓Bピリッと辛い!牡蠣がいい味出していました。 ↓Cゴマ風味で、洋風やきそば。見た目もきれいです。
↓D春巻きの中に焼きそばが・・ビールが欲しい・・ ↓E意外性bPです。チョコと焼きそばのコラボ!
↓F目玉焼きが石巻やきそばって感じでGOOD! ↓Gカレー風味は老若男女に受ける味です。
↓完成品はこのように大皿に盛られます。見た目も重要になってきますね。
↓大皿に盛られ作品を、審査員が試食します。さすがに8種類食べるとお腹一杯(パンパン)です!
↓エントリー1〜8がズラリと並ぶと圧巻ですね!
↓特別審査員が審査中です。 ↓いよいよ・・結果発表です。
↓特別審査員+一般審査員の合計で決定します。 ↓特別審査員の木伏様から、総評が語られました。
↓グランプリに輝いた伊藤靖浩さん、なんと連覇です。 ↓二位・三位の方も表彰されました。(賞金もあります)
グランプリに輝いた、エントリーbWの「桃生のぶたと河北のせりで作った絶品!石巻カレーやきそば」」を作られた伊藤靖浩さん。伊藤さんは、昨年も「石巻ホタテやきそば」で優勝しており、なんと連覇です。美里町の特別養護老人施設で、管理栄養士をしているとのこと。

二位の方はエントリーbPの「ピリッとしょうが入り焼きそば」を作られた高橋弘子さん、三位の方はエントリーbTの「石巻焼きそば日和山の四季」を作られた吉野とよ子さん、(アシスタントが彩華ちゃん・優華ちゃん・優輝くん)です。


さらに今回、審査員特別賞が発表され、伊藤美智子さんの作品である、エントリーbUの「石巻チョコっと焼きそば」が選ばれました。これは意外性が評価されました。チョコの中に焼きそばが入っているといものでスナック感覚で食べることができます。

このようなイベントをどんどん開催している石巻茶色いやきそばアカデミーですが、今回の取材で「石巻茶色いやきそばアカデミー」誕生秘話を聞いてきました。

元々、昭和30年代〜40年代に石巻にはたくさんの焼きそば店があったそうです。それこそ、石巻といえば「やきそば」というくらい超メジャーな食べ物だったと言います。

その頃は、全国でも唯一といわれている、「やきそば組合」もあったというから驚きです。
また、今はケーキで有名な「マメヤ菓子店」、今はありませんが「佐藤割烹」もやきそば店だったといい、「石巻茶色いやきそばアカデミー」誕生に大きく関わっています。

何でも・・「太田やきそば」が、全国3大やきそばに名乗りを上げた!というニュースを見た、マメヤ菓子店代表ら(元やきそば組合員メンバー)が、「やきそばといったら石巻だろう!・・」なのに現在、石巻でやきそばに関わっている人たちは、「何をやっているんだ!!」と、島専務が呼び出され「激を飛ばされた」といいます。

要はこのままでは、「石巻=やきそばの街」というブランドが消滅してしまう、ということでしょう。そこから「石巻茶色いやきそばアカデミー発足」に繋がっていったと伺いました。

そして、2008年6月にスタートした、「石巻茶色いやきそばアカデミー」ですが、現在は会員が100名ほどいらっしゃるようです。うち、製麺業6社、お店40店、その他殆どは、一般会員の方で構成されています。

やきそば好きであれば、年会費1,000円で誰でも入会できるようです。(随時募集中!)入会希望社は、島金商店(石巻茶色いやきそばアカデミー事務局)までお問合せ下さい。

石巻圏で飲食店60店以上、メニューとして販売しているという石巻やきそば。その殆どを(一通り)食べ歩いたという島専務。筋金入りで石巻やきそばを愛する事務局長から今後の展望を伺いました。

もちろん、もっともっと石巻の茶色いやきそばをメジャーにすることはもちろんのこと、他団体とのコラボレーションも行い、数多くの団体と、横のつながりを作って行きたい!と豊富を語ります。

元々、石巻を元気にするというミッションで設立された、「石巻茶色いやきそばアカデミー」ですので、他団体とコラボレーションすることで、益々、相乗効果が生まれ、石巻活性化に繋がって行くことでしょう!

今後の石巻茶色いやきそばアカデミーの活動に注目しましょう!

■有限会社島金商店
■所在地:〒986-0858 宮城県石巻市三ツ股3丁目1番81号
■電話:0225-96-6355 
■FAX:0225-96-6316

有限会社島金商店の公式ホームページはこちら お店の地図はこちら

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